こんにちは はなです(@yo13522hana)
車で音楽が聴きたい、車でニュースが知りたい、車で行先の天気を知りたい。そんな夢が叶っちゃうAmazon Echo Autoが日本でもついに発売されました。価格は、4,980円。
この記事では、Amazon Echo Autoを実際に開封して、大きさや車との接続、できること・できないこと、メリット・デメリット、設定方法などを解説していきます。
これからEcho Autoの購入を検討しているあなたにぴったりの記事になっています。特に、「買っても使えないじゃん!」って大損しないしない記事になりますので、最後まで読んでみて下さいね。
【Amazon Echo Autoをレビュー】実際に開封してみた
それでは、開封していきたいと思います。届くと、上の画像のような青い箱に入ってきますよ。Echo Autoの部分だけ、少し飛び出ていてかっこいい。
背面と側面はこちら。iPhoneとAndroidどちらも使えることがわかります。文字をしっかり見たい人は、画像をクリックすると大きく見れますよ。
Echo Autoの同梱内容
同梱内容
- Echo Auto
- Micro USBケーブル(1m)
- 3.5mmオーディオケーブル(1m)
- エアベントマウント
- 電源アダプタ
- 説明書
Echo Autoに必要なものは全て揃っており、Bluetoothがカーナビについていなくても、AUXケーブルがさせるカーナビであれば使用できるようになっていますよ。
ケーブルの長さも1mと一般的な車であれば、延長ケーブルは必要ありません。
Echo Autoの外観や大きさ
Echo Autoの大きさは、スマホの約半分程度(85 mm x 47 mm x 13.28 mm)。重さは、約45gです。
裏面にはマグネットがついているへこみがあり、エアベントマウントのAmazonのマークがついている部分とくっつくようにできています。
マグネットも比較的強力なので車の運転中に振動でエアベントマウントから落ちる心配は、ないです。
エアベントマウントは送風口に取り付けますが、全ての車に取り付けられるわけではありません。
下の画像の「×」がついている送風口タイプなら、取り付けが難しいので注意です。
電源アダプターにはUSBポートが2つ口があるので、スマホを充電しながらもEcho Autoを使用できるので、モバイルバッテリーいらず。
Echo Autoを車に取り付けてみた
私の車はエクストレイルですが、送風口にしっかり取り付けることができ、配線もジャマになりませんでした。
電源アダプタとEcho Autoを繋ぐMicro USBケーブルも1mあるので、少し余裕がある程度で問題ありません。
ただしエアコンの送風口に取り付けるため、スイング式のエアコンの場合スイングができなくなってしまうのが難点です。
Echo Autoの基本情報
Echo Autoを購入する際に、必要な情報を表にまとめてみました。
![]() |
|
値段 | 4,980円 |
対応している車種 | 対応していない車種 |
対応しているスマホ | Android6.0以上、またはiOS12以上(非対応スマホ |
対応アプリ | Amazon Music Unlimited |
Apple Music | |
Spotify | |
AWA | |
Audible |
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radiko | |
Tune IN | |
大きさ | 85 x 47 x 13.28(㎜) |
重さ | 45g |
アプリ |
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メーカー保証 | 1年間 |
Echo Autoを対応している車種と対応していない車種
あなたの車にEcho Autoが対応しているかを解説していきますね。
Echo Autoに対応している車種
日本車の場合は、以下の6車種が対応していません。それ以外は、概ね対応していますが、全ての車を網羅しているわけではありません。
Echo Autoに対応していない車種
- Daihatsu Tanto (2020~)
- Honda CR-V (2018~)
- Honda Freed (2019~)
- Honda Shuttle (2015~)
- Suzuki Hustler (MR31S/MR41S) (2016~)
- TOYOTA Raise (2019~)
海外車種の場合はこちらから
Echo Autoに対応しているスマホ
Echo Autoは、Android6.0以上、またはiOS12以上であれば対応しています。よほど古いスマホを使っていない限り、スマホで対応していないことはないかと思います。対応していないスマホはこちらです。
Echo AutoはAlexaというAIスピーカーで、Echo Autoとスマホを連携させることで声だけであなたが知りたいことを教えてくれたり、音楽をかけてくれます。
対応しているスマホには、以下のAlexaアプリをインストールすることが必須です。
BluetoothやAUXがカーナビについていない場合
純正のカーナビなどでは、Bluetoothがついていなかったり、AUX(外部入力端子)の差し込み口がなかったりします。
そうなると、Echo Autoが使えないということになりますが、AUXやBluetoothレシーバー機能対応のFMトランスミッターを使用すれば、使用可能かもしれません。
ただし、絶対使えるという確証はなく、そのFMトランスミッターで試してみないとわからない部分があります。また、FMトランスミッターを介すことにより、ノイズや雑音が入る可能性もあります。
FMトランスミッターを介すくらいなら、Echo Autoを諦めてFMトランスミッターで音楽を聴くか、AUXもしくはBluetooth対応のカーナビに取り換えた方が良いと思います。
AUX(外部入力端子)の場所がわからない
カーナビにAUXの表示があるなら、AUXにEcho Autoを接続できますが、AUXの場所がわからないという場合があります。
AUXがあるかもしれない場所
- カーナビの背面
- センターコンソール内
- トランクルーム
ただ、色々探すのも大変なので、こちらのビートソニックのHPの「映像入出力アダプター適合表」でどこにあるのかを検索することができます。もし、AUXの場所がわからない場合は、確認してください。
【Echo Autoのできること】使ってわかったメリット
Echo Autoは、家庭用のEchoスピーカーでできるようなことのほとんどができます。
例えば、音楽を聴いたり、radikoでラジオを聞いたり、ニュースや天気を聞いたり、さらにAudibleで本を朗読してくれたり…
ここでは、実際に使ってみて良かったと思うEcho Autoのメリットを解説していきます。
Echo Autoのメリット
- アレクサの反応がスピーディー
- 騒音の中でもアレクサの反応は上々
- 安全運転向上・違反にならない
- 音楽を声で操作できる
- ニュースや行先の天気がわかる
- アレクサが子どもの遊び相手になる
- スマートホームで車から家の家電にアクセス
順番に解説していきます。
アレクサの反応がスピーディー
動いている車で、クラウドを介して私の音声を届けて、再度その反応が返ってくるのがアレクサのシステムなので、遅延があるかもしれないと思っていました。
でも、もう一つ家にあるEcho Dotとほぼ変わらない精度でアレクサの反応がある…。
特に、アナウンス機能では家にいる家族に「今から帰るね」と音声も送れるのがとっても便利。
騒音の中でもアレクサの反応は上々
Echo Autoには8つのマイクがついており、かなり優秀なマイク性能。
窓をあけて運転してみても、ちゃんと私の声に反応してくれます。時々聞き取らないことはありますが、数回程度。
マイク性能とは関係ありませんが、洋楽を良く聞く私は、例えば「Of Monsters and Men」など長いアーティストの名前を理解してくれない場合があるのが少し残念。
安全運転向上・違反にならない
スマホやカーナビを触らずとも操作できるのが、Echo Autoの一番のメリット。
カーナビやスマホを触れば、一瞬でも目が離れてしまうのが危険だし、なによりスマホの操作は違反。
カーナビの操作が少なくなっただけで、かなり気持ちが楽になりました。ただし、Echo Autoでカーナビのナビゲーション機能が使えるわけではありません。
音楽を声で操作できる
音量や次の曲に飛ぶなんてことはお手の物です。
ただし、車でCDを聞くように聞き終わった続きから聞く機能がないのは、少し残念な点です。
Echo Autoは、Amazon music Unlimitedの他、Apple MusicやSpotifyにも対応しています。残念ながら音楽サブスクの大手LINE MUSICには対応していません。
もし、まだ音楽アプリを使っていない人や他の音楽アプリが気になる人は、こちらの記事を参考にしてみて下さい。
あわせて読みたい
ニュースや行先の天気がわかる
遠出をする際に、行先の天気を調べ忘れた時も声で一瞬で教えてくれるのが、アレクサの素晴らしいポイント。
「アレクサ、〇〇の天気を教えて」
「〇〇の現在の天気は概ね晴れ。気温は摂氏20℃です。今夜は快晴で、予想最低気温は13℃です」
こんな感じで教えてくれますよ。初めの頃気温を華氏で言ってきたので、全然何度かわかりませんでしたが、「華氏56℃は何度?」など、何度か聞き返すことでAIが覚えて、摂氏で答えてくれるようになりました。

アレクサが子どもの遊び相手になる
アレクサには、3,500以上の様々なスキルがあります。
「アレクサ、ピカチュウを呼んで」と言うと、ピカチュウと話すことができたり(ピカピカしか言わないけど笑)、「アレクサ、しりとりをしよう」と言うと、アレクサとしりとりができます。
「アレクサ、ダジャレ言って」というと、とってもつまらないダジャレまで…
遠出の車の中で、子どもが飽きることがありませんよ。
スマートホームで車から家の家電にアクセス
アレクサ対応のスマート家電があれば、例えば家に帰る前にエアコンのスイッチをいれておけば、家に帰って「あつーい」と言いながら、エアコンの空気が充満するまで待つ必要はありません。
他にも「アレクサ、ルンバを使って掃除して」などと呼びかければ、帰ったことには家がキレイに。
Echo Autoのデメリット
Echo Autoにも、やはりデメリットはあります。実際に使ってみてわかったデメリットを紹介しますね。
メリットがデメリットを超えるなら、あなたにとってEcho Autoは必要だということだと思いますよ。
入力切替が面倒
Echo Autoは、全部声で行えちゃうと書きましたが、カーナビの操作はそうはいきません。
例えば、TVやラジオに切り替えたりするときは手動で行わなければなりませんし、TVを見ている時にアレクサに話しかけても反応はないんです。そりゃそうですけど。
CarPlayやAndroid Autoがあるなら、正直いらない
もしCarPlayやAndroid Auto対応のカーナビがあるなら、Echo Autoはいらないと思います。
ただ、もしないのであればEcho Autoは、今ついているカーナビで使えるので、値段も安く、そして使いやすいのでおすすめですよ。
スマホの通信を使う
そもそもEcho Autoはスマホのアレクサアプリとの連携なので、スマホがなければ使えません。
でも、車に乗るときにスマホを持っていないことって私はほとんどないので、困ったことはありません。
それどころか、Echo Autoが反応しないことでスマホを忘れたことにも気づけるので、便利!
ただし、Wi-Fiではなく通常のスマホの通信を使うので、通常スマホで音楽を聴くレベルの通信量はかかってしまいます。ただ、今までのEchoシリーズがWi-Fiを必要としたことを考えれば、Wi-Fiなしで使えるという点では便利です。
Amazon Echo Autoの口コミ
echo autoを取り付けてみました🚘️ pic.twitter.com/Auia94quBJ
— メタボー(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚( (@loudpark1122) October 17, 2020
Amazon Echoauto かなり良い!
ハンズフリー通話も対応してるし、ストリーミング配信だから、なによりいちいち音楽リッピングしなくていいもんね。
HDD式ナビに拘る必要ないね。
— 高橋多探(伸也)@エブリスタ (@shin_taka091) October 13, 2020
うちのポンコツ車がナイトライダーになった!!!(気分!!!笑)
音楽をかける、Kindle本の読み上げ、ニュース・天気予報とかね。走行中もちゃんと反応してくれるよ、Echo Auto。配線がアレだけど、楽しいアレクサ依存生活です♪^ ^ pic.twitter.com/mXunXnFWi9
— Samantha Nathan (@Samantha787N) October 16, 2020
Echo Auto 取り付け
走行中の車内でも、問題なく認識する!
これは便利~#EchoAuto pic.twitter.com/jDm6jMu7bM— SUS316LVM (@SUS316LVM) October 17, 2020
他の人も走行中にEcho Autoがしっかり認識してくれているようです。
やっぱりあるとないとでは、車内の楽しさが全然違うようですね。
Echo Autoをセットアップしてみた
簡単にセットアップできるEcho Autoですが、どんな感じか知りたい人のために画像付きで設定方法を解説していきます。
Echo Autoがオレンジに光ったらセットアップモードになっている証拠ですよ。
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1その他から「デバイスを追加」を選択
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2Amazon Echoを選択
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3Echoシリーズの中から「Echo Auto」を選択
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4注意事項を確認し、「次へ」をタップ
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5自分のEcho Autoのデバイスをタップ。次の画面でデバイスを確認し、「次へ」を押してデバイスの検出を行う
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6Blutoothでカーステレオとスマホの音を確認して、接続をチェック
この後、コミュニケーション設定を行い、セットアップは完了です。
だいたい5分程度でセットアップが終わるので、とっても簡単でしたよ。
【Amazon Echo Autoを開封レビュー】まとめ
Amazon Echoは、実際使ってみると思った以上に便利。
特に、お子さんのいる人なら長旅や買い物で子どもが飽きちゃったり、ちょっとしたコンビニの買い物でお子さんに車で待っていてもらう時にも、アレクサが話し相手になってくれるのが子どもも楽しいようです。
音楽を聴くのも、音声だけで事が足りるので、運転に集中できますし、仕事に行くときも最新のニュースを聞いたり、本を朗読してもらったりと車の運転が充実します。
価格も、4,980円と5000円以下で帰るから、Echoシリーズの中では2番目に安い価格。Echoシリーズは少し高いからと敬遠していた人も、これなら充実度も高いし、アレクサを試してみる良いチャンスですよ。